栃木県方面に行くなら、「日光東照宮」に行ってみてはいかがでしょうか?
「日光見ずして結構と言うなかれ」ということわざがあるほど日光は有名ですね。
その日光の中でも、一番の観光名所となっているのは日光東照宮です。
この日光東照宮は、1999年にユネスコの世界遺産として認められました。
そんな日光東照宮には、
- 五重塔
- 神厩舎(しんきゅうしゃ)の三猿
- 陽明門
など、重要文化財が沢山ある観光名所となっています。
また、東武日光駅から日光東照宮に行くまでの道中には様々なお店があり、名産品の湯葉やお土産など楽しめるんです♪
この「日光東照宮」周辺には、観光に便利なホテルや旅館も多くあるのも特徴です。
日光東照宮は、江戸幕府を開いた徳川家康が祀られている場所。
家康の最初の墓所は、久能山近くに作られましたが、後に遺言により日光に移転されました。
そしてその場所が日光東照宮と呼ばれるようになったのです。
そんな日光東照宮の境内には、「国宝8棟」「重要文化財34棟」があり、合計55棟の建物があります。
それぞれの建物を見て回るのに、約3時間も楽しめちゃう観光スポットなんです♪
そんな日光東照宮で、美しい彫刻が特徴的な沢山の歴史的建造物を堪能してみてはいかがでしょうか?
この記事では、「日光東照宮」の見どころやアクセス方法もお伝えしますので、ノープランの方でもご安心ください。
また、観光に便利なおすすめホテル・旅館などもご紹介しますので、ぜひ参考にしてくださいね。
「日光東照宮」の見どころ①|神厩舎の三猿
ここからは、日光東照宮の見どころ「神厩舎」の魅力をお伝えします。
神厩舎とは
「日光東照宮」の神厩舎は、神様に仕えるとされる特別な存在、「神馬」と呼ばれる馬たちが住む場所を指し、【厩舎=馬小屋】+ 神馬 =神厩舎という称呼が誕生しました。
その神厩舎には、壁面を取り囲むように猿が彫刻されています。
昔から猿は、馬の世話や守り手として重んじられているとされ、馬の守護者とも言われています。
三猿とは
「神厩舎」に彫刻されている猿たちは、その一生を描いていることがわかります。
その猿の中でも、「見ざる、言わざる、聞かざる」を表す「三猿」は特に有名ですね。
そんな三猿は、「見ない、言わない、聞かない」という原則を表しており、猿の一生の中でも特に幼少期の若い猿であると考えられます。
その理由は、何事にも強い興味関心を持つ子供が、悪い行いに対して「見ない、言わない、聞かない」方が健やかに育つという教えです。
この「見ざる、言わざる、聞かざる」は、子どもたちが良い影響のみを受け取り、理想の大人に成長していく過程を象徴しています。
これら猿の彫刻を、人生の様々な場面を思い返しながら見ることが、とても思い出に残る体験となるのは間違いありません。
「日光東照宮」の見どころ②|陽明門
ここでは、日光東照宮の見どころその②「陽明門」の魅力をお伝えします。
陽明門とは
日光東照宮のほぼ中心に位置する「陽明門」は、その造形美で来訪者の目をくぎ付けにします。そんな陽明門は、重要文化財として位置づけられています。
陽明門は、「日光東照宮」の象徴とも言える存在で、日本屈指の美しい門として評価されています。
陽明門は別名「日暮の門」とも呼ばれており、その由来は飽きることなく眺められる美しさからきているんです♪
「日光東照宮」にお越しの際には、500点以上の彫刻で装飾されている陽明門をぜひご覧になってください。
ここからは、陽明門の見どころをご紹介します!
陽明門の見どころ|逆さ柱
陽明門をくぐって内側から見ると、柱の1本の模様が逆さになっている「逆さ柱」も日光東照宮の見どころです。
この「未完」の美学は
日光東照宮にも存在する。
「逆さ柱」が有名だろう。12の柱の一本を逆さまに付けて「未完」とすることで「魔がささない」とする魔除けを施し末長い繁栄を祈願してある。
これこそ「未完」の美学だ pic.twitter.com/fA80Xsy6Nt
— 《デルタ🔻》BADASS🔻DELTA (未来の残党) (@badass_delta) July 23, 2020
下の画像の青い四角で囲った部分の柱が「逆さ柱」です。
陽明門を支える十二本の白い柱のうち、一本だけが他と異なり、模様の向きが逆さまになっています。
一見すると間違って柱を逆さまに設置してしまったのでは?と思ってしまいますが、それには理由があったのです。
その理由は、「建築は完成すると崩壊を迎える」という考えられているから。
柱をわざと逆さまに取り付け、建物を意図的に未完成のままにていたのですね。
陽明門の見どころ|彫刻の数々
ここからは、陽明門にある彫刻をご紹介します。
麒麟
日光東照宮の陽明門の上部に彫刻された麒麟は、古来中国の伝承において獣類界の長と崇められてきました。
この霊獣の麒麟は、戦いを好まず、柔和で心優しい姿勢を持つことで知られています。
麒麟は、通常その姿を人々の前に現すことはありませんが、王が登場する特別な瞬間に姿を見せると伝えられているんです。
「日光東照宮」で見ることができる麒麟は、その外観が鹿を思わせ、頭には一つの角を持つのが特徴です。
鳳凰
日光東照宮の陽明門の最上部には、鮮やかな彩りの鳳凰と牡丹の花の彫刻が施されています。
この鳳凰は、古代中国で最も尊ばれた鳥類の霊獣であり、平和が訪れる時にのみ現れると言われる吉兆を象徴する存在です。
クジャクを思わせるその美しい姿は、五つの色で輝く長い尾が際立つ特徴を持っています。
龍馬
陽明門特有の神秘的な守り神である龍馬は、勅額を囲むようにして8頭の彫刻が設けられています。
これら龍馬は、全身を覆う鱗と龍の形態を持ち合わせていますが、通常の龍に見られる太い髭はありません。
その代わりに、馬の足と同様のひづめを持っています。
龍馬たちの体は綺麗な白色で、目や歯、ひづめは金色で輝いており、豪華なインパクトを受けることでしょう。
「日光東照宮」へのアクセス!
この「日光東照宮」に行くには、車を利用するほか、東武日光駅から徒歩・バスなどの公共の乗り物でアクセスする方法があります。
ここからは、それぞれのアクセス方法を解説します。
「日光東照宮」へ電車で行く場合
この2つの駅同士は、約300メートルしか離れていない距離に並んでいます。
東京からの東武日光駅とJR日光駅までは、以下のルートが考えられます。
- 東武鉄道
- 浅草~東武日光(特急けごん):約1時間50分(3,050円)
- 浅草~下今市~東武日光(特急きぬ+各駅停車):約1時間50分
- 浅草~東武日光(特急けごん):約1時間50分(3,050円)
- JR
- 新宿~東武日光(JR直通特急):約2時間(4,090円)
- 宇都宮~日光(JR日光線):約45分
浅草駅から東武日光駅まで、普通列車と急行列車を乗り継ぐ場合は、所要約3時間で片道1,400円となります。
私は、事前に駅でお弁当を買い込んで、飲食しながら行くことが多いです。
時間はかかるけどお安く行きたいときは、普通・急行列車を乗り継いで行きます♪
長旅で不安なのはトイレ問題ですよね!
浅草発の特急には1・4・6号車に、新宿発の特急には2・4・6号車にあり、日光線の新型車両にもトイレが設置されています。
安心して列車旅を楽しめますよ♪
「日光東照宮」へバスで行く場合
東武日光駅の改札を出て、正面の広場中央にあるバスターミナルに行きましょう。
おすすめの下車バス停は表参道バス停です。
東武日光駅から表参道バス停までは所要時間7分で、表参道バス停で降りると、石鳥居や「五重塔」、「神厩舎」などを観光しながら「日光東照宮」に到着できます。
東武日光駅から表参道バス停までの運賃は、大人350円(子供180円)です。
「日光東照宮」へ自動車で行く方法と駐車場
しかし、その場合、土日や祝日、ゴールデンウイーク、年末年始にかけての初詣や三が日などの期間中は、日光IC周辺が大変混み合うことが予想されます。
ですので、日光東照宮や周辺駐車場にスムーズに訪れるためにも、朝早く出発することをお勧めします。
そこで、地元の人たちなら知っている、日光東照宮まで西からアプローチする方法をお伝えします。
往復で1000円未満の料金がかかりますが、東側からのルートと比べると、シーズンの混雑が避けられるのでオススメです♪
- 東北高速道路の日光ICを通り過ぎる。
- 清滝ICで下車。
- 国道120号線(ロマンチック街道)を直進する。
- 神橋の交差点(国道119号線と合流する場所)に到達。
ここから先は、オーソドックスなルートと同じく、247号線を通って東照宮の入り口まで行くことになります。
この清滝IC経由のルートを選ぶ利点は、途中、土産物店や飲食店、コンビニ、「日光植物園」や「日光田母沢御用邸記念公園」などがあり、途中でトイレ休憩を取ることができることです。
注意点としては、途中で適当な道に入らないようにすること。一方通行の道が多く、迂回する羽目になり、かえって時間がかかることも…。
交通情報を確認して、上手にルートを使い分けましょう!
「日光東照宮」のおみやげ
旅行に行ったら、お土産もお忘れなく!
特に日光おみやげでおすすめなのは「湯波(ゆば)」、「日光ラスク」「日光ぷりん」です♪
湯波(ゆば)
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昔ながらの製法と、こだわりの大豆、そして良質な水で作られた湯波です。
そんな湯波料理が、このお土産ひとつで4種類も味わえます♪
- おさしみ用生ゆば 冷凍/約36×10cm(約100g)×1枚
- ゆばめしのもと/100g×2パック
- 味付けぜんまいゆば×1パック
- ゆば飛竜頭(大)/10コ入り×1パック
湯波は昔から日光の名産品として知られており、お土産の定番なのでぜひ手に入れたい商品ですね。
因みに京都のゆばは「湯葉」と書き、日光のゆばは「湯波」と書く違いがあります。
日光ラスク
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日光の新しいお土産として注目されているのが、1937年に創業し、日光東照宮への献上品としても名高い老舗和菓子店「元祖日昇堂」の「日光ラスク」。
老舗和菓子店の歴史と伝統を大切にしなが開発された日光ラスクは、幅広い年齢層に支持されているんです♪
鮮やかで目を引くパッケージは特に女性に人気があり、オフィスへの手土産としても適しています。
日光プリン
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日光ぷりん亭の「日光プリン」は、こだわりの材料が惜しみなく使われたプリンです。
- 日光霧降高原大笹牧場から取り寄せた新鮮な牛乳。
- 地元で採れた御養卵。
- 日光の清水を使った醤油。
- 栃木県が誇る苺「とちおとめ」。
特にプリン作りでは、使用する原材料や調理手法に細心の注意が払われ、低温で時間をかけて加熱する方法を採用しています。
このこだわりによって、全体に均等に熱が行き渡り、一貫してしっかりとした仕上がりのプリンを作り出しており、それが人気の秘訣となっているんです♪
「日光東照宮」周辺のおすすめホテル
「日光東照宮」の周辺には、素敵なホテルや旅館があるんです。
その中でもおすすめの3つをご紹介します♪
日光東照宮晃陽苑
この「日光東照宮晃陽苑」は、お子様からご年配の方まで、ファミリーで日光東照宮の観光に利用できるホテルです。
一番の特徴は、ボリュームのある食事で、多くの利用者から美味しいと高評価を得ています。
温泉の内湯は、少し温度が低めではありますが、お子様にはちょうど良い温度なのでそこも大きなポイントですね♪
また、駅からホテル、ホテルから日光東照宮と、送迎サービスがあるので車が無くても安心です。
こちらの旅館の温泉は、外の綺麗な景色が見れる情緒あふれる温泉なんです♪
お勧めの温泉の写真をぜひご覧ください。
こちらの旅館で一番見て頂きたいのが、口コミでも絶賛されているお食事です。
そんなお食事の写真を見たら、その味が絶対気になりますよ♪
日光温泉 ホテル 清晃苑
この「日光温泉 ホテル 清晃苑」は、日光東照宮に一番近い位置にあるホテルなんです。
ホテルの外に出ればすぐそこに日光東照宮があるので、日光東照宮をメインに観光したい方にとっては絶好のホテルです。
一番の特徴は豪華な食事で、特に季節の食材を使った料理が絶品と口コミがおおくあります。
また、ホテル従業員のサービスが秀逸で、多くのお客さんからサービスへの良い口コミが殺到しているほど!
ノスタルジックな日本を彷彿させるお部屋は、日光旅行に花を添えること間違いなしです♪
利用客からの評判の良いお食事は、現地の食材が使われたこだわりの料理です♪
ボリュームたっぷりのお食事の写真をご覧ください。
Rakuten STAY 日光宝殿
この「Rakuten STAY 日光宝殿」は、ペット同伴できる部屋が用意されているので、大切なペットと旅行が楽しめるホテルです。
一番の特徴は、全客室にIHホットプレートなどの備品が揃えてあり、部屋で食事が作れることです。
プランにより、部屋の冷蔵庫に人数分のお肉が準備されており、お好きな味付けで楽しめます。
お友達と大人数で、ワイワイと日光周辺を散策するのも良いですね♪
ファミリーや大人数に、うってつけの広々とした部屋がポイントです!
部屋で楽しめるイメージが湧いてくる写真をご覧ください。
事前にオーダーすることで、大人数での鍋料理やお肉料理の食材が届いています。
観光も楽しんで、食事も好きなように味付けできるのでオススメです♪
「日光東照宮」のまとめ
「日光東照宮」は、日光旅行では欠かせない観光スポットです。
世界遺産にもなっているこのスポットは、重要文化財や国宝が沢山あるので、1日中見ていても飽きない魅力があります。
この記事では、日光東照宮のおすすめスポットや、アクセス方法と周辺のおすすめホテル情報をご紹介しました。
日光東照宮を車で訪れる際には、車の渋滞を避けるよう、朝早くに訪れたりオススメのルートを選ぶなど、事前準備が大切です。
また、バスをご利用の場合は、「世界遺産めぐりバス」を利用するのがおすすめ。
JR日光駅や東武日光駅から徒歩で日光東照宮へ行く場合は、道中のお土産やお食事など楽しめます。
ぜひ世界遺産にも登録されている日光東照宮に訪れて、沢山の国宝や重要文化財に触れてみてくださいね!
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